インクライン～蹴上疎水～南禅寺周辺

昨日の続きとなります。

蹴上駅近くにはインクライン跡があります。
インクと言うと筆記用具のインクを連想しますがそのインクではなくincline=傾斜という意味です。

インクラインとは傾斜鉄道とも呼ばれ 運河や山腹など、傾斜となった路面で貨物を運搬するためのレールや機械 のことを言い （～写真の中の明治大正より）
産業用ケーブルカーの呼称です。

蹴上のインクラインは琵琶湖の水を京都市内に引き込む疎水工事のために建設されました。
鉄道の廃路線跡によく似ています。

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昨日は当初 特に目的もなく出かけました。
カフェかどこかでコーヒーとサンドウィッチでも食べて街ブラ(ウィンドウショッピング)でもしようとほぼ無計画でした。

それが（天気が良くなりそうだったので）ほぼ思いつきで無隣庵に出かけ　「ついでだしインクラインでも歩いてみるか」となりました。

そう。蹴上のインクラインは眺めるだけじゃなく歩けるんです。

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インクライン上に入るには いくつかあるのですが京都動物園横の疎水記念館から入るのが全線歩けるのでお勧めです。

実はここから入るの初めてです。
前回来た時の帰りにここから入れることを知ったのです。
記念館の対岸からも入れます。


振り返ると動物園と噴水が見えます。
画像左の階段が対岸からの入り口。


さぁ進みましょう。
この橋が無鄰庵へのバスでのアクセスで出てきた橋。


歩きやすいように石畳がひかれてるんですかね。


ここも紅葉が楽しめそうです。


レール幅はかなり広いです。


何か見えてきました。


復元船が展示されています。
この付近からもインクラインに入ることが出来ます。
蹴上駅からはここから入るのが一番近いです。


半分以上進みました。


振り返ってみます。


さらに進むと京都の街が少し見えます。


インクライン上からもチラチラ見えますがインクライン横の公園（疎水公園？）から平安神宮の鳥居（中央の赤いの）が見えます。



公園から発電所の施設を見ることが出来ます。

こういうところに生える草木って何か雰囲気出しますよね。


更に進んでいくと


疎水脇を歩くことが出来ます。


余談ですが以前投稿した哲学の道も行く前はこんな感じだと思っていました。




インクライン上は暑いくらいだったのに ここはかなり涼しいです。


一部レンガが埋め込まれています。


片側は疎水。片側は崖(斜面)。
実は歩いていて結構怖いです。※振り返って撮っています。


さらに進むと南禅寺周辺に出ます。

レンガのアーチ橋。
この上を先ほどの疎水が流れています。


最勝院の横で立入禁止となります。

まだ行きますよ。→つづく

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『京都インクラインと琵琶湖疏水 - 写真の中の明治・大正』
『インクライン - 京都観光Navi』
琵琶湖疏水 - wikipedia
蹴上インクライン - google地図検索
（蹴上駅横の仁王門通沿いの２本線がインクライン跡です）

『無鄰庵 (2013-11-06)』 （昨日投稿分）

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タグ：写真 蹴上 インクライン 琵琶湖疏水 京都