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排除すればいいの? [ニュースと時事]

少し前の記事ですが
その時点では書きそびれていたのですが
今朝もハチ関連のニュースがあったので




このニュースを聞いた時に
まず最初は ほのぼのしたニュースなのかと思った。


『野球場にハチが集団で現れたので大会を中止しました』


「避難したので被害もありません」といった程度のものだと思っていた。

しかし実際には業者が駆除(つまり殺生)して結末を迎えている。

それを聞いて落胆し憤りのようなものも感じた。

まず
・ミツバチは生息数が減少しているという事実
が思い浮かんだ。

・巣を新調する際に集団で移動して一時的に一斉に休息をとる習性があること
※これは知らなかったことだが このニュースを伝えた報道で言っていた。(分峰)

それなら去るのを待てばいいだけのことではないのか?

野球の試合を中止にしたのに
もう少し待てないのか?

もしそこで本格的に巣作りを始めると分かってから対処したらよかったのではないか。


・ミツバチって攻撃的な蜂ではなかったんじゃ?
殺生の必要あったの?


・駆除の前に養蜂家に引き渡すという手段は無かったのだろうか。

※上記記事では『ハチ』と種類を明記していませんが『ミツバチ』です。



色々な大人の事情もあるのだろうが
新聞などのメディアはどこも大して取り扱わなかったので
そういった情報も一切報道されなかったし
少ない情報から推察するため
誤りもあるかもしれない。


またミツバチの習性や分峰などの知識があるわけではないので
間違っているかもしれない。



でも自分たちに危害を加える可能性のあるものは積極的に排除しようという姿勢は
ものすごく危険な思考だと思うのは間違っているだろうか。





ミツバチ - Wikipedia
※途中立ち寄りの記述はありません。

ミツバチの習性(※市の駆除対象外) - 静岡市
↑ 分峰の対処について明確に記述している。本来はこれが正しいと思う。


ミツバチの分封 この字もあるらしい。ここには

ミツバチが分封する時は、人に害を及ぼすことはありませんので駆除する必要はないと思って下さい。蜂が嫌いな方は、近よらないようにして飛び立つのを待ちましょう。

と記述されている。
さらに

ミツバチの分封はそんなに見られるものではありません。留まっているところから離れ観察しましょう。近距離で写真撮影をしても、蜂に危害を加えない限り襲われることはありません。

とある。これを見て
報道で試合予定だったチームの監督(かコーチ)が自分の携帯電話のカメラで撮影している風景を思い出した。

おそらく『そんな危険な行動をしてはいけない』という意図を持って報道されたように思うが
かなり近くで撮影していたにも関わらずミツバチは飛び回ってこそいれど襲うような気配はなかった。

それにあの監督の行動は”めったに見られない光景”を撮影出来たということでラッキーな人だったということになる。







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タグ:ミツバチ
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